良い仕事は残る

富士店、榊原です。

先日、富士市の市役所に仕事の打ち合わせで行くと
「沼石さん、昔にとても難しい仕事をやってくれたんだよ」

と年配の担当者さんが話しかけてくれました。

聞くと、富士川の行幸の記念碑を当時、担当してとても苦労したとのこと。
設計者の要望で、太陽の光が入る角度など、緻密な加工が必要でとても無理を言ったけど、

出来たものは素晴らしかったと、もう、十数年以上前のことなのに、写真を持って話してくれました。

そんな話を聞いた後に近くに行く用事があったので、記念碑を見に行きました。
御社のことを言うのも変ですが、ほんと、難しい加工など素晴らしい出来の記念碑でした。

また、この担当者さんと仕事をすることになったらいいなと、打ち合わせしました。

石の仕事って、こうやって残る、素晴らしい仕事だと実感した出来事でした。